NTT(9432)決算にみる株価、配当金、優待

成長投資枠おすすめ銘柄分析

日本電信電話、NTTのことです。
NTTも個人投資家に大人気ですよね。

なんといっても、まず優待
100株持っているだけでdポイント1500円がもらえます。
しかもその100株が約15000円で買えます。(2025年3月7日の値段)

優待だけでも利回り10%。(10年で元が取れる!)

優待とは別に配当も100株につき年間約500円もらえます。(今のところ)
だからNISA成長投資枠に、100株だけ持っている人も多いかと思います。

優待で人気の銘柄は、優待廃止になったとき、株価が暴落することも多いです。
くら寿司(2695)のように。
(くらはしかもその後、優待を復活させ、損切りした個人投資家の怒りを買いました)

とはいえ、かつてのJT(2914)のように、「優待廃止と同時に、配当金を増やす」企業も多いです。

なんとなくですが、NTTもそっちの気がします。
優待廃止したとしても、増配してくれそうなイメージです。(根拠ナシです)

そんなNTTですが、会社の中身自体は大丈夫でしょうか?
楽天(4755)のように、決算書の内容が良くない場合もあります。

今日もウチのAIに聞いてみました。

NTTの決算を分析してください。

いつも通り、まず「成長株」「安定配当株」「資産リッチ株」のどれになるか分類してもらいました。

NTT(9432)の分類

NTT(日本電信電話株式会社)の決算短信と有価証券報告書を分析した結果、「成長株」「安定配当株」「資産リッチ株」「いずれでもない」 のどれに該当するかを判断しました。


NTTの分類:「安定配当株」+「資産リッチ株」

NTTは、「安定配当株」であり、かつ「資産リッチ株」 です。
売上・利益は安定していますが、急成長する「成長株」とは異なります。


安定配当株としての特徴

  1. 連続増配の実績
    • 2024年度の年間配当金 5.20円(前年5.10円から増配)
    • 2025年度も増配の可能性が高い
    • 配当性向37.1%(無理のない水準)
  2. 配当利回りが比較的高い
    • 現在の配当利回りは約3%前後
    • 長期保有向きの安定配当株
  3. 通信インフラ業界の特性上、収益が安定
    • 事業が国内通信・データセンター・クラウド事業 に集中しており、景気変動の影響を受けにくい
    • 携帯キャリア(ドコモ)も持ち、収益基盤が強い

📌 「安定配当株」として、長期投資に適した銘柄。


資産リッチ株としての特徴

  1. 自己資本比率が高め
    • 2024年度 第3四半期の自己資本比率 33.2%(前年33.3%)
    • 通信インフラ業界では比較的高い自己資本比率 を維持
  2. 総資産が30兆円を超える巨大企業
    • 2024年度 第3四半期の総資産:30.6兆円(前年比+1兆円)
    • 設備投資(通信インフラ・データセンター)が大きいが、資産価値も高い
  3. PBRが低めで、バリュー株の要素もある
    • PBR(株価純資産倍率)約1.2倍 → 割安感あり

📌 「資産リッチ株」としての特性も強く、財務の安定性が高い。


成長株ではない理由

  1. 売上成長率が低め
    • 2024年度の営業収益 +3.4%(前年比)緩やかな成長
    • 2025年度の予想成長率 +0.6%成長スピードは遅い
  2. 通信インフラ業界は成熟市場
    • NTTの主力事業である通信(固定・モバイル)は飽和状態
    • 海外展開はあるが、日本市場が中心

📌 「成長株」というよりは、「安定収益を生み出す配当株」の特徴が強い。


NTTの投資判断

項目評価
成長株❌(成長率は低く、成熟産業)
安定配当株✅(連続増配&高配当)
資産リッチ株✅(総資産30兆円以上、自己資本比率33.2%)
財務健全性✅(設備投資が大きいが、資産価値が高い)
景気影響度✅(通信業界のため、景気の影響を受けにくい)

📌 「安定配当株」+「資産リッチ株」として優秀な銘柄
📌 長期投資向きの銘柄で、成長性は低いが安定した収益を生み出す


結論: NTTは「安定配当株」+「資産リッチ株」

  • 配当利回りが高く、安定した配当を継続
  • 財務が健全で、倒産リスクが低い
  • 通信インフラ業界の特性上、収益が安定
  • 売上は成長しているが、急成長ではないため成長株ではない
  • 通信市場は成熟しており、新たな成長分野を開拓できるかが課題

もしNTTを持っているなら?

✔ ホールド(長期保有)が最適

📌 安定した配当+財務の健全性で、長期投資向き
📌 売上の成長は緩やかだが、大きな下落リスクも少ない
📌 短期売買より、5年以上の長期保有が向いている

📌 「NISA向きの安定配当株」+「資産を活かしたバリュー株」として最適な銘柄

安定配当株なのですね。
詳しく診断して、10点満点でスコアをつけて下さい。

日本電信電話(NTT・9432)の安定配当株評価(8.5/10)

総合スコア:8.5/10(安定配当株として高評価)


過去5年の推移

年度売上高(百万円)配当性向(%)営業CF(百万円)自己資本比率(%)1株配当(円)
2020年11,899,41536.32,995,21139.495
2021年11,943,96637.13,009,06432.9105
2022年12,156,44738.53,010,25734.7115
2023年13,136,19439.22,261,01333.8120
2024年13,374,56940.02,374,15933.3130

利益の安定性

評価ポイント

  • 売上高は約11.9兆円 → 13.3兆円と安定成長
  • 通信事業は公共性が高く、景気変動の影響を受けにくい。

📌 総評
売上高は安定的に増加しており、景気の影響を受けにくい業種である点が強み。


配当性向

評価ポイント

  • 配当性向は36.3%~40.0%と適正範囲内
  • 2024年は40.0%とやや高めだが、利益成長により持続可能な水準。

📌 総評
適正な配当性向を維持しており、減配リスクは低い。配当の安定性が高い。


フリーキャッシュフロー

評価ポイント

  • 営業キャッシュフローは常にプラス(2.9兆円~3.0兆円)
  • 通信インフラ投資により、キャッシュフローはやや減少傾向。

📌 総評
通信インフラの維持・更新には資本投資が必要だが、キャッシュ創出力は十分にあり、配当の持続性は高い。


過去の配当実績

評価ポイント

  • 1株当たり配当は95円 → 105円 → 115円 → 120円 → 130円(増配傾向)
  • 減配歴なしで、安定した増配を続けている。
    *上記は株式分割前の値段です。

📌 総評
継続的な増配を実施しており、長期保有の投資家にとって魅力的な銘柄。


財務の健全性

評価ポイント

  • 自己資本比率は39.4% → 33.3%へ低下(やや注意が必要)
  • 設備投資による影響はあるが、財務基盤は依然として安定。

📌 総評
自己資本比率が若干低下しているが、通信事業の安定性を考慮すると問題は少ない。


企業の配当方針

評価ポイント

  • 安定配当を基本とし、増配を継続する方針
  • 配当性向40%程度を目標に、無理のない配当を実施。

📌 総評
企業方針として株主還元を重視しており、今後も安定した配当が期待できる。


業界特性

評価ポイント

  • 通信業界は安定しており、景気変動の影響を受けにくい。
  • 5G・光通信の普及により、長期的な成長が見込まれる。

📌 総評
競争環境は厳しいものの、通信インフラ事業は継続性が高く、長期投資に適している。


【総合評価:8.5/10】

📌 総評
NTTは安定配当株として優秀な銘柄。
業績・財務・配当政策のすべてにおいて安定しており、長期的な配当投資に適した銘柄

おすすめポイント

  • 売上・キャッシュフローが安定している(通信業界の強み)
  • 配当性向が適正な範囲にあり、増配傾向を維持
  • 景気変動の影響を受けにくい業種で、安定した収益を確保

⚠️ 注意すべきポイント

  • 自己資本比率が若干低下(設備投資の影響)
  • 規制リスクや価格競争の影響を受ける可能性あり

✅ 長期保有に向いており、配当目的の投資家にとって魅力的な銘柄。

今後も安定して配当してくれそうですね。
増配まで期待できそうです。

次は資産リッチ株として、適正株価を算出して下さい。

資産リッチ株の適正株価算出

1️⃣ 資産構成の分析(貸借対照表から純資産、流動資産、固定資産の内訳を確認)
2️⃣ 資産の時価評価(不動産・有価証券の評価、減損処理の有無)
3️⃣ 資産の活用状況(営業キャッシュフロー・投資キャッシュフローを確認)
4️⃣ 負債の状況(自己資本比率、負債比率、金利負担能力の分析)
5️⃣ 株主還元政策の確認(配当・自社株買い・経営の方針)
6️⃣ 補助的なポイントの確認(経営陣の動き、大株主構成、アクティビストの影響)
7️⃣ 1株あたりの適正価格を算出(NAV、修正PBRなどを考慮)


資産構成の分析

決算短信(2024年12月期第3四半期)より:

  • 総資産:30.60兆円(前年29.60兆円)
  • 純資産(親会社所有者帰属持分):10.16兆円(前年9.84兆円)
  • 自己資本比率:33.2%(前年33.3%)
  • 流動資産:9.08兆円
  • 固定資産:21.51兆円

自己資本比率は33.2%で比較的低いが、安定した資産規模を維持。
流動資産が9.08兆円と高く、資産の一部は現金化しやすい。


資産の時価評価

  • 不動産資産の時価評価
    • 投資不動産 1.36兆円 を保有
    • 固定資産(建物・設備など) 10.47兆円
  • 有価証券の時価評価
    • その他の金融資産(有価証券含む)3.36兆円

不動産と有価証券の含み益がある可能性あり。
不動産・設備資産が大きく、簿価以上の価値がある可能性が高い。


資産の活用状況

  • 営業キャッシュフロー:+1.08兆円(前年+1.43兆円)
  • 投資キャッシュフロー:-1.46兆円(前年-1.63兆円)
  • フリーキャッシュフロー:-3,580億円(前年-2,060億円)

営業キャッシュフローはプラスだが、投資が増えてフリーキャッシュフローがマイナス。
固定資産投資を積極的に行っており、成長戦略に注力。


負債の状況

  • 負債合計:19.32兆円(前年18.71兆円)
  • 流動負債:9.35兆円(前年8.85兆円)
  • 非流動負債:9.97兆円(前年9.86兆円)

負債は増加傾向であり、レバレッジを活用している。
自己資本比率が低め(33.2%)のため、財務リスクには注意が必要。


株主還元政策

  • 年間配当予想:5.20円(前年5.10円から増配)
  • 自己株式取得:自己株式は 10.79億株(前年より増加)

配当は増配傾向で、株主還元意識は高い。
自己株買いを継続しており、株価を下支えする可能性あり。


補助的なポイント

  • 経営の動き
    • 海外事業の拡大 に積極的(データセンター・ICT事業の強化)
    • 風力発電やデータセンター事業の売却 を進めている(資産の最適化を狙う)
  • アクティビストの影響
    • 特定のアクティビストの介入は見られないが、配当や自己株買いを重視している。

安定した事業基盤を持ちつつ、資産の最適化を進めている。
今後の成長戦略が成功すれば、資産価値がより評価される可能性あり。


1株あたりの適正価格を算出

NAV(純資産価値)と修正PBRを考慮して適正価格を計算します。

NAV(純資産価値)ベースの適正価格

NAV=親会社の所有者に帰属する持分発行済株式数\text{NAV} = \frac{\text{親会社の所有者に帰属する持分}}{\text{発行済株式数}}NAV=発行済株式数親会社の所有者に帰属する持分​

  • 純資産:10.16兆円
  • 発行済株式数:83.84億株(自己株式控除後)

NAV=10.16兆円83.84億株=121円\text{NAV} = \frac{10.16兆円}{83.84億株} = 121円NAV=83.84億株10.16兆円​=121円


修正PBR(時価評価考慮)

  • 不動産資産の時価評価を1.1倍と仮定

修正NAV=10.16兆円×1.1=11.18兆円\text{修正NAV} = 10.16兆円 \times 1.1 = 11.18兆円修正NAV=10.16兆円×1.1=11.18兆円修正PBR=11.18兆円83.84億株=133円\text{修正PBR} = \frac{11.18兆円}{83.84億株} = 133円修正PBR=83.84億株11.18兆円​=133円


最終評価

算出方法1株あたりの適正価格(円)
NAV(簿価ベース)121円
修正PBR(時価評価考慮)133円

現在の株価が 121円未満なら割安133円未満なら資産の時価評価を考慮しても割安 という判断ができます。


結論

📌 現在の株価と比較し、NAV以下なら割安な可能性が高い。
📌 不動産やICT事業の成長が今後の評価を左右する。
📌 自己株買いが積極的なため、市場が割安と判断すれば株価上昇の余地あり。

現在の株価と比較して、投資判断を考えるのがよさそうです!📊

具体的な分析、ありがとうございました!

以上の通り、NTTは「安定配当株」でもあり「資産リッチ株」でもあります。
問題は「いつ買うか?」ですよね。

僕は安定配当株は配当利回り5%を目安にしています。

優待も入れて利回りを考えると、NTT100株だけなら「400円以下」なら買いとなります。
だからみんなとりあえず100株持っているのでしょうね。

資産リッチ株なら、今回の分析では133円ということでした。
より安全にいきたいなら121円ですね。

AIをうまく使って、成長投資枠で利益あげていきたいですね!

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